ジニョク

さらば、わが愛 覇王別姫のジニョクのネタバレレビュー・内容・結末

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしかったぁ〜〜〜っ!👏

観る前は正直、私には無理かもしんないって思ってました😅
でも、フォロワーさんの熱いレビューとU-NEXTでの配信が6/30までとゆう事が私の背中をドーン💥と押してくれました。

初チェン・カイコー監督
初レスリー・チャンさん
もぉっ、素敵過ぎます!!!

ここから先、少し長いです🙏🙏🙏💦

始まりは1925年の北京。
孤児や貧民の子が集まる京劇養成所。
そこへ母親に連れられて来た小豆子(シャオ・トウ)
捨てられるように置き去りにされた小豆子にとって、頼りになるのは兄のような存在の石頭(シートウ)だけだった。

過酷な修行の中、やがてスターに上り詰める2人。
名前も小豆子→程蝶衣(チョン・ティエイー)
石頭→段小樓(トァン・シャオロウ)と変わります。

京劇を全く知らなかったのですが、中国の代表的な伝統演劇なんだそうですね😳
ここに女性はおらず、男性の役者さんが男役、女役を演じます。
日本の歌舞伎のような感じかな?🙄

蝶衣を演じるのはレスリー・チャン(女役)
小樓をチャン・フォンイー(男役)

このチャン・フォンイーさん、TOKIOの城島リーダーと岡村隆史を合体させたような顔でめっちゃ不細工!🙏笑

対するレスリー・チャンはメイクをすると妖艶な女性にしか見えず🫢!
メイクを落としてもレスリーさんは所作がどことなく女性っぽくて美しいのです✨

2人は「覇王別姫」とゆう演目で国民的人気役者となるのです。

よく分からないけども、この時代のパトロンとなるお金持ちの男性は、決まって女役の役者さんを食べちゃうのかしら😅💦

女役とは言っても男性よ💦
美しく可憐な蝶衣はまだほんの少年の時に初体験をしてしまう。

そのせいなのかなぁ?
蝶衣は相手役の小樓を愛するようになってしまうのよね。
でも小樓は遊郭の女郎、菊仙と結婚してしまう😭
この菊仙がコン・リーさん✨
胆っ玉が座った奥様役で圧巻な演技を魅せてくれました✨

彼女に対する激しい嫉妬、そして悲しみ。

時代は日中戦争が激化し京劇の在り方も変わってしまうのだけど、蝶衣と小樓は付かず離れず、そして菊仙もなんとしてでも小樓の側を離れず…

私なんぞのレビューでは語りきれない京劇の世界の豪華絢爛な衣装とメイク。
渦巻く憎悪と嫉妬、そしてレスリー・チャンの美しさは実際に目にしていただきたい!

少年時代の小豆子も透けて見えそうな程に儚く美しいので、そちらも見どころポイントです。

ところで女役の出すあの高い声!
どっから出しているんでしょか!
独特な歌声も珍しくて聞きいってしまいました😳

良いものを観させていただき感謝です。
また世界が広がりました✨✨

TakaCineさん(୨୧•͈ᴗ•͈)◞ᵗʱᵃᵑᵏઽ*♡
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