イタガキLv1

劇場版“文学少女”のイタガキLv1のレビュー・感想・評価

劇場版“文学少女”(2010年製作の映画)
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命を脅しに使う人って嫌だなと思う。
でも悪女が善人に転生したりしないのが良いなとも思う。
負の感情に引きずり込む人と救ってくれる人は別の人。

自分が導く対象だった人に存在理由みたいなものを意図せず奪われた時の許せない気持ちとか、全部壊したいみたいな悪意だけで生きて伸びてる人の陰湿さというか、、 
そういう恋愛感情だけじゃない切実な感情と三角関係のバランスが絶妙。

ヤンデレとは言わんけど遠からずの拗らせ系の女の子と、その子から救ってくれる女の子と二人に挟まれる線の細い男の子っていうのが昔ながらの感じでめっちゃ好き。

文学少女は意外とあっさりした絡みくらいだった。
最後の別れの時に、人に恋してるよりも概念に恋してるみたいな感じに見えたのが好き。
あと体のしなやかさが上品でえっちぃ。特に幼馴染み。

エンディングでチョイ役カップルできてて全部持ってかれた笑
TVシリーズ?で話あるのかな…?