このレビューはネタバレを含みます
監督が「サルタナがやって来る」と同じ人と言うこともあってか冒頭でいきなり「ミシンGUN」が登場!サルタナでは「皆殺しオルGUN」が火を吹きましたが、今回はミシンがマシンガンに変身します。ミシンの把手を回すとバババババ〜っと弾丸が飛び出します。しかも撃ちまくりながら弾が詰まったのか「クソ!不良品かよ」と言うという(爆)。正規品がたくさん売ってんのかよ〜〜
メキシコ軍と革命軍の派手な撃ち合いの中、オープニングテーマ曲が流れると、これが凄く愉快なテーマ曲。さあ殺しに行こうゼ相棒🎵自由のために死ぬのさ〜🎵と歌詞は過激な歌詞なのですが曲調が緊張感ゼロのスキップしたくなるような曲調!
いきなりカオスです(涙)。
しかしこんなのは序の口でした。ここからの展開がハチャメチャというかメチャクチャです。財宝を巡って色んなキャラクターが登場するのですが、最後に登場したイカサマロシア皇子が凄い!
アメリカから送り込まれた女スパイのセクシー修道尼が3人の男に暴行を受けそうになったその時!ギターの音色が響き渡ります。
「なんだこの音は、、、」
音のする方を見上げるとバラライカギターを弾きながら階段を降りて来る変なロシア軍服みたいのを着た男が
「誰だお前は」
ほとんど変なおじさん状態です(涙)
ロバート山本なら「なんだ〜」「変なの来た〜」と突っ込む場面です。
すると謎のロシア皇子は
「クソ食らえ」
とギターの底を男達に向けると、そこから砲弾が飛び出してドッカーン!
まさかのギター砲炸裂です!
このインチキロシア皇子はこの映画では大活躍です。全部持って行ってしまいます。
捕まって水責めの拷問にあった後に死んだかと思ったら水を吐き出して生き返り、何をするかと思ったら
なんと!
机の上でコサックダンスです(爆)
マジか〜〜〜
シュール過ぎるわ〜〜
しかも長いんだコサックダンスが。それをずっと見ている悪者達。そしてコサックキック炸裂!
最終決戦でもこのインチキロシア皇子は馬に乗ってスローモーションでカッコよく登場します。そしてギター砲をぶっ放します。ギター砲とミシンGUNのまさかと思われた夢の共演です(笑)
ストーリーは二転三転してよくわかりません。ていうかどうでも良いです。コサックで笑いましょう。
この監督凄いな〜