湯っ子

プリンス/パープル・レインの湯っ子のレビュー・感想・評価

3.5
プリンスの「パープルレイン」は、私が初めて買ったアルバム。しかもカセットテープで!笑
かれこれ37年前とな…びっくりだよう。

当時は海外アーティストが動いているところを見るには、限られた音楽番組しかなかった。
私は、ラジオで聴いてプリンスの曲がかっこいいな〜と思って好きになったんだけど、
ベストヒットUSA(懐かしいな〜)で動いているプリンスを見た時、うお〜!やっぱりかっこいい!ちょっとキモチワルイけど…と思った。

で、ちょっとそのプリンスを思い出して、当時は観ていなかったこの映画を鑑賞。

やっぱりめっちゃかっこいい!ちょっとキモチワルイけど…(昔と同じ感想)
いやいや、彼はすごい!音楽も最高だし、ダンスもキレキレ、ギターもすごい!
ライブが超楽しい!
あらためて天才だと思った。

映画の内容は…思っていたよりはマシだった。笑
でも、感覚は結構保守的なことに驚いた。
湖のほとりでデート(あの紫バイクとプリンスとアポロニアが似合わなさすぎて笑う)。
そのデートの顛末もびっくりだけど、そこまでしてまだやってないんかい!ってツッコミたくなった。
その後、軽い恋の駆け引きを経た後結ばれて、恋人同志になったアポロニアが、自分のライバルと組み、同じショービジネスの世界へ飛び込もうとするとブチ切れるプリンス。
「この世界に入らせたくない。君はそういう女じゃない。君を幸せにしたじゃないか?」
バンド仲間の女子にはあんな破廉恥なパフォーマンスをさせるのに、恋人にはおとなしく自分をサポートしろって言っちゃうの?しかもその恋人、普段からほぼ下着みたいなファッションで出歩いてますけど?
…なんてことはどうでも良いんだけどね。

ただ、お父さんがピアノを弾いているシーンなど、家族のくだりはしんみりさせたかな。

とにかく、10代の頃から聴いてた名曲を存分に楽しみましたとさ。

しばらく、家事のお供は「パープルレイン」のアルバムにしよっと💜
湯っ子

湯っ子