地球に落ちて来たタカアキ

プリンス/パープル・レインの地球に落ちて来たタカアキのレビュー・感想・評価

3.6
80年代を2枚のアルバムで乗り切ったマイケルに対し、多作で有名な殿下。フェイバリットは人それぞれ異なると思いますが、プリンスといったらまずコレ!!
突出した曲のクオリティとアルバムの完成度!!プリンスのシンセ・サウンドの集大成であり、メタリックなギターサウンドを大胆に取り入れた傑作。
映画と同時並行で制作されたアルバム『パープル・レイン』はサウンド・トラックとして紹介されることが多いですが、僕の認識は違う。
むしろメインはアルバムにあり、ビジュアルを巻き込んだトータルコンセプトアルバムと捉えるべきだ!
よって映画は壮大なPVとしての位置づけであり、それ以上のものは求めない。
「スリラー」のコンセプトを何倍にもブラッシュアップさせたような内容。キング・オブ・ポップが生涯のライバルとして認めざるを得なくなったわけだ。

ちなみに僕の場合、パープル・レイン以外だと、間違いなく『サイン・オブ・ザ・タイムズ』‼
そして『Controversy』『Around the World in a Day』の順番です。