11/23@神保町シアター
ゴミと聞けば何でも商売のネタにしようと尽力する男たちの物語。
ゾウの解体シーンは明らかに造り物とわかるけど、血が噴き出し、内臓がボトボト出てきて妙に生々しい。
ザ・…
「”クソ面白くもねえ?”それが糞で飯を食う汲み取り人の言う言葉かね?」
松竹に限ったことではないが、1968年の映画界は同時多発的な変動があった。
ハリボテ象の解体話など、ナンセンスの極み。
ネズミ…
観念劇!野坂昭如による原作の筋を忠実になぞりつつもホース(渥美清)の妻となる奈美悦子というキャラクターを追加する事で叙情を増幅!ヒトラー化する三木のり平(黒)とか口にするだけでも恥ずかしい表層的なカ…
>>続きを読む炭鉱跡のボタ山が草木に覆われず土の塊のまま不気味なオブジェのごとく聳えている風景に冒頭から高揚した。炭鉱ツアーと称して観光客を呼び込み、トロッコで坑内巡りをするくだりが楽しい。1500mの地の底のデ…
>>続きを読む野坂昭如原作の人間の業テイストを再現できるのはこの監督のヒューマニズムでもなく今村昌平の重喜劇路線でもなく三隅研次の淡々とした職人仕事なのであった
「シー・シー・シー」が流れながら炭鉱深く埋まってい…
早朝の道路に象の死体が落ちていたらフェリーニのようにシュールな詩情が漂ってもおかしくはないはずなのだが、そういう色気が全くない。ただ単に象の死体が通行の妨げになっているだけ。詩情なし。そういう映画を…
>>続きを読む各々の挫折を経てスクラップ集団結成までの流れがアガる。それだけにのり平の暴走でバラバラになって行く様は好きなバンドの解散を見るようで辛かった。夢の島をスローで跳ね回る小沢昭一がやけに感動的。@神保町…
>>続きを読むだいぶ昔の映画だけど、フフっと笑えるポイントがたくさんあって面白かった。最近のコメディともまた違って、わかりやすいギャグとパロディ、世代を越えて笑えるギャグというのは貴重だと思う。
内容はシニカル…