私は松本零士先生と話したことがある。
ハウステンボスのオープンの大パーティにマスコミの端くれとして呼ばれた時で、当時は園内にアニメ博物館みたいな施設があったため、その関係者のテーブルに松本先生を発見、強引に挨拶させていただいた。
私が「またヤマトやってくださいよ」と言うと、なんと先生は「もうやらない」というお答え。超長距離の惑星間を移動できるような生命体は、倫理的にも発達しているはずで、他の知的生命体の惑星を攻撃したりしないから、というのがその理由。なるほどなぁと思った。
「じゃぁ、男おいどんはどうですか?」と聞いたら、笑って「あれはスポンサーつかないから」という返事だった。
本作のことは知らなかったので失礼な質問だったが、苦労されたのかも。
作品としては、主人公の「おいどん」のイントネーションが違うのが気になるが、篠ひろ子が松本先生の描く女性そのもので満足。
なんと今、これを劇場でかけている大須シネマに拍手。