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バタリアンのCinedogのレビュー・感想・評価

バタリアン(1985年製作の映画)
3.8
2024-77
バタリアン:1
舞台:🇺🇸ケンタッキー州ルイビル
年代:1984年7月3日午後5時30分東部夏時間

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のパロディ

邦題の「バタリアン(Battalion)」は、日本の配給会社の東宝東和による日本独自のもので、英語で「大隊」や「大群」の意。 この映画タイトルを元に、「オバタリアン」という流行語も生まれた。

●あらすじ
科学資料庫の地下で発見された謎のタンク。医療会社に務める男性は、その中にゾンビが保管されていることを知らされる。後日彼がタンクを叩くと、そこから特殊なガスが吹き出る。そのガスには、死者を蘇らせる作用があった。

“ドラム缶を叩いただけなのに”

死体を蘇らせてゾンビ化させる「トライオキシン245」という薬品をひょんな事から放出させてしまいゾンビが大量発生する話

本作は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のパロディではあるが、ゾンビの造形やコミカルな動き、コメディタッチな作風はもはやオリジナルでかなり面白い

薬品を浴びたゾンビの死体を焼却するも、その煙突から出た煙が雨で落ちることで墓地に眠っていた死体がゾンビ化するって流れもよくできてるな〜と思う

ゾンビがこんなに賢かったらまじで絶望するw

●オバタリアン
:厚かましいおばちゃんのこと。
1989年の新語・流行語大賞で流行語部門の金賞。
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