家路の作品情報・感想・評価

『家路』に投稿された感想・評価

4.5
このレビューはネタバレを含みます

凄い。
なんだこれ。
最後笑っちゃった。
リハーサルのところはジョン・マルコヴィッチしか写らないし、表情からミシェル・ピコリの演技がうまくいってるのかいってないのか、監督は気に入っているのか、当事者…

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3.8

Manoel de Oliveiraz(1908-2015)
Chopin
《Valse No.9 ''L'adieu'' As-Dur Op.69-1》
Wagner
《Lohengrin》

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 撮影場面の緊張感。リハーサルの際はジョン・マルコヴィッチの目線を、本番の際はマルコヴィッチはオフスクリーンから台詞の間違いを指摘する。日常の反復から扉の音の反復(スクリーン内の音からオフスクリーン…

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あ...
3.8

メイクもそのままに家路につき、とぼとぼと自宅の階段を登っていくラストが印象的。

お気に入りの靴に話が及んだ時、会話の半分くらい靴を映していたのが謎すぎる。そしてマルコビッチがディレクションする顔も…

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nottam
-
擬似家族、衰えと老い
当時90歳を越えてなお映画を撮り続けていたマノエル・ド・オリベイラ以外には撮れない映画
Aoyoao
3.4

ポルトガルの現役最年長巨匠・オリヴェイラ監督の2001年作。

究極の安らぎを得られる場所である「家」を「胎内回帰」となぞらえ、
家族を失った悲しみや老いに対して、無力になった老人が、
本能…

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家族を事故で亡くした俳優。心の支えは残された孫と舞台俳優としての仕事。だが最近は納得行く役柄がない。老いと孤独。仕事継続か孫との平穏な生活か悩んだ末に彼は結論を出す。祖父と孫が向かう先は。
mira
3.0

2025年で亡くなって10年を迎えるオリヴェイラの特集上映をどこかの映画館が必ずやってくれると信じてプレッシャーを鬼のようにかけていく再。窓越しに何かを見たり、出来事が起きたり、といったことが続いて…

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孤独と老いへの歯痒さがありありと描かれる
やるせなさだけでなくユーモアを交えつつ、オリヴィエラ作品の撮影のマジックが素晴らしい ラストの背中と眼差しがあまりにも切ない
このレビューはネタバレを含みます

2001年
監督/ マノエラ・デ・オリヴェイラ
出演/ ミッシェル・ピコリ(ジルベール・ヴァレンス)/ カトリーヌ・ドヌープ(マルグリット)/ ジョン・マルコヴィッチ(米国映画製作者)(孫セルジュ)…

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