オーウェン

ジョンとメリーのオーウェンのレビュー・感想・評価

ジョンとメリー(1969年製作の映画)
4.3
ニューヨーク、土曜日の朝。
昨夜、知り合ったばかりのダスティン・ホフマンとミア・ファローが、彼の部屋のベッドで目を覚ます。

朝食を食べたり、レコードを聴いたりしながら、お互いに相手の生活のことを想像する。

ちょっとしたことで気まずくなり、彼女は出て行く。
彼は追いかけ、街中を探してまわるが見つからない。

部屋へ帰ると、彼女が帰ってきている。
また、ベッドに入り、お互いにまだ名前も知らなかったことに気づいて、名乗り合う。

ジョンとメリーだった--------。

監督はピーター・イエーツだが、とてもニューヨーク的な感覚の愛すべき一篇で、最大公約数的な二人の名前が、オチに使われているのも微笑ましい。

とにかく、うまい映画です。うれしい映画です。私の好きな映画です。
オーウェン

オーウェン