Minted

ジョンとメリーのMintedのレビュー・感想・評価

ジョンとメリー(1969年製作の映画)
4.0
うわーーーー!!!めっちゃ好き!!!!

出会ったその日になりゆきで1夜をともにした男女が迎えた朝。セリフもないまま数分間にわたる朝のシーンから始まるのめちゃくちゃお洒落。

まだお互いのことをよく知らない男女が、探り探りの会話を重ねながら、相手のことを少しづつ知っていく1日を描いた物語。

男女の会話の合間にそれぞれの心の声が入る。「朝食はいつも何を食べるか」に対して「日によって違うわ」と返した時の「誰といるかで違う」の心の声とかめちゃくちゃおもしろい。

既婚者なの?男と住んでる?とか、ストレートに聞けばいいのに会話しながら相手のことを探っていく感じが良いのよ。

ダスティン・ホフマンが演じる男が最初あまり好きになれなかったけど、観ていくうちにだんだん好きになっちゃう。あと住んでる部屋の感じが最高。完全にミア・ファローが演じる女側の目線で観てた。

このタイトルが効いたラストがまたお洒落。この感じたまらん好き。

観終わってから監督がピーター・イェーツだとわかった。この監督の作品はこれが3本目だけどこれまで観た作品全部好きだな。

いつか午前十時の映画祭あたりでやってほしいな〜映画館で観たい!

〝「レコードを聴こう」「ええ」で決まりでしょ〟
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