ドルフィンキック

言えない秘密のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

言えない秘密(2007年製作の映画)
5.0
ジェイ・チョウ祭りを開催致します。

ジェイ・チョウ祭り①。

中古DVDを購入して、鑑賞しました。

何故、本作を見たくなったかですが、「彼女の秘密系」の作品だからですね。

邦題を見て、どんな秘密が隠されているのか、とても気になりました。

「彼女の秘密系」の作品と言えば、

厳密には分かりませんが、個人的には、「彼女の秘密系」のパイオニア的な作品で、僕の生涯ナンバー1(不動の一位)である、「薄れゆく記憶のなかで」、「思い出のマーニー」、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」、「100回目の恋」、「僕らのごはんは明日で待ってる」、「月とキャベツ」、「きょうのキラ君」。(←この作品だけ、彼の秘密系作品。) 、「ReLIFE リライフ」、そして、「藍色夏恋」・・・。

ひょっとしたら、他にも、「彼女の秘密系」の作品は、沢山、あるかもしれませんが、とりあえず、思い浮かんだ作品を、挙げてみました。

凹凸の無い平坦なストーリーよりも、捻りや大きなサプライズのある刺激的な作品の方が、好きなので、彼女の秘密は、物語を盛り上げるためのとても重要な要素だと思います。

なので、本作も、とても楽しめました♪

音楽学校に転校して来た、ジェイ・チョウ演じる、青年シャンルンは、ピアノ室で、美しい曲を弾いていた、グイ・ルンメイ演じる、シャオユーと出会い、仲良くなるんですが、実は、彼女には、誰にも、言えない秘密があった。みたいなお話。

何だか、ワクワクするお話ですね。

前半は、ゆったりとしたテンポで進んで行く、普通の青春恋愛映画かと思わせておいて・・・。

後半から、物語が、進みに連れて、徐々に、切なさが、増して行き、そして、謎が、解き明かされていく、予想外な展開に引き込まれました。

そして、ラスト、悲劇かと思いきや・・・。

微笑ましいエンディングで、グッと来ました♪

少し、有森也実さん主演の「星空のむこうの国」のラストを思い出してしまい、ほっとしました。

ストーリーも、とても良かったのですが、物語を彩る、美しい音楽やノスタルジックな映像にも、魅了されてしまいした。

ヒロインのシャオユー役を好演された、グイ・ルンメイも、少し、日本の女優の波瑠さんに似た、美系のとてもお綺麗な女優さんで、演技も、ルックスも、良い、とても素敵な女優さんだと思います♪

あと、ピアノの演奏シーンも、劇中、沢山、あるのですが、どの演奏シーンも、素晴らしくて、ピアノバトルのシーンは、とても気分が高揚したし、ジェイ・チョウ演じる、青年シャンルンとグイ・ルンメイ演じる、シャオユーの連弾のシーンは、ロマンティックで、とても癒されたし、ラスト手前のジェイ・チョウの熱い演奏にも、とても感動しました♪
ピアノの演奏は、実際に、ジェイ・チョウが、演奏されていると知り、その腕前は、超一流なので、とても感心しました♪

脇を固めた、アンソニー・ウォン兄貴の渋い演技も、ナイス!でした。

映像、音楽、ストーリー、全て、合格点でした。

同じく、グイ・ルンメイが、ヒロイン役として、出演されている、台湾映画の「藍色夏恋」と、見比べて、みるのも、面白いと思います♪

それから、京本大我さん(SixTONES)の映画単独初主演となり、そして、ヒロイン役として、古川琴音さんが、出演される、本作の日本版のリメイク作品が、2024年夏に全国で公開される。みたいですね。

公式サイトでございます。
     ↓
https://gaga.ne.jp/IenaiHimitsu/

このお2人の演技も、とても楽しみにしています♪