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運命の饗宴のkazu1961のレビュー・感想・評価

運命の饗宴(1942年製作の映画)
4.3
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-528 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋これぞ映画!!って言う作品。幸と出るか不幸と出るか、1着の夜会服が人から人にわたってゆく先で起こる出来事を描いたジュリアン・ディヴィヴィエ監督による全5話(公開当時は6話だったようです)、ロマンスあり、コメディあり、感動作ありのオムニバス作品。なんと言っても5話それぞれのプロットに合った豪華な俳優たちの演技合戦が見もの。

🖋 シャルル・ボワイエ、リタ・ヘイワース、ジンジャー・ロジャース、ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ロートン、エドワード・G・ロビンソン。。。この時代の映画でいつも観る素晴らしい大俳優の面々、キラキラと輝く俳優たちの演技とウィットの効いた台詞がとても素晴らしい。そしてそれぞれの俳優とプロットに合ったゴージャスな演出、まさしくこれぞ映画です!!

🖋特に第3話と第4話が素晴らしい。無名作曲家の妻に買われた服が体格のいい夫に合わず、晴れの舞台で無残にも破れてからの顛末を描く第3話そして、修繕された服が慈善ホームに渡り、元弁護士のホームレスの物となってからを綴る第4話、名優チャールズ・ロートン(作曲家)、エドワード・G・ロビンソン(ホームレス)の演技と人の愛情に引き込まれて感動間違いなしです!!

😂物語は。。。(参考:Amazon より)
ニューヨークで仕立てられた夜会服が奇妙な因縁から次々に人の手に渡る。そのたびに持ち主に投げかけられる様々な運命を6つのエピソードにして描いたオムニバス。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『運命の饗宴(1942)』
原題(英題):『Tales of Manhattan』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :1942
日本公開 :1946/08/29
🎥上映時間 :118分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):ジュリアン・デュヴィヴィエ
脚本 :ベン・ヘクト、モルナール・フェレンツ、ドナルド・オグデン・スチュアート、サミュエル・ホッフェンスタイン、アラン・キャンベル、ラマー・トロッティ
原作 :※※※
撮影 :ジョセフ・ウォーカー
音楽 :ソル・カプラン
出演(声優):シャルル・ボワイエ、リタ・ヘイワース、ジンジャー・ロジャース、ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ロートン、エドワード・G・ロビンソン

🔸Overview (映画. comより)———————
「肉体と幻想」に先立つ1942年度ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。原作書おろし及脚本は、ハンガリィ著名の文豪フィレンツ・モルナールをはじめ、同国文壇出身でハリウッド脚本陣に活躍中のラディスラス・フォドール、ラディスラウス・ヴァドナイ、あるいは最近製作監督を試みているベン・ヘクト、ドナルド、オグデン・スチュワート、サミュエル・ホッフェンシュタイン、ラマー・トロッティ、アラン・キャンベル等のヴェテランにラスロ・ゴログ、ヘンリイ・ブランクフォートが加わった賑やかさ、また共演には最近「凱旋門」を撮影中のシャルル・ボワイエと、戦時中非常に売出した「コンドル(1939)」「血と砂(1941)」「ギルダ」等のリタ・ヘイワース、「恋の10日間」「キティ・フォイル」等で音楽舞踊映画以外にも活躍しているジンジャー・ロジャース、「怒りの葡萄」「愛しのクレメンタイン」のヘンリー・フォンダ、近作「彼のひと故に」のチャールズ・ロートン、黒人粕バウル・ロブスン、同じくエセル・ウォータース、「肉体と幻想」その他のトーマス・ミッチェル、以下シーザー・ロメロ、ローランド・ヤング、ユージーン・パレット、ヴィクター・フランサン、ウァオジ・サンダァス、ゲイル・パトリック、ジェームズ・グリースン、エルザ・ランチェスター等、すこぶる賑やかな陣容である。なお著名なホール・ジョンソン合唱団も出演している。撮影はジョセフ・ウォーカー。音楽はソル・カプランの原曲、クラレンス・ウィーラー、チャアルス・ブラッド・ショウ及びヒューゴー・フリードホーファーの編曲、エドワード・ポールの指揮。小唄新作は斯界の一人者レオ・ロビン、ラルフ・レンジャアのコンビ、声楽編曲はホール・ジョンソンである。
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