みんと

運命の饗宴のみんとのレビュー・感想・評価

運命の饗宴(1942年製作の映画)
4.0
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の5話から成る小粋なオムニバス。

う~ん贅沢キャスト!まだまだ古典は開拓途上の私でもワクワクしてしまった。

シャルル・ボワイエの目ヂカラ、リタ・ヘイワーズの完璧なビジュアル、ヘンリー・フォンダとジンジャー・ロジャースの絶妙な会話劇、更にはエドワード・G・ロビンソンの安心感と安定感はやっぱり凄かった。

クスッと笑える2話目も粋で好きだけど、
人の温かみにグッとくる3話と4話は短い中に凝縮された感動ストーリーだった。

夜会服をリレーしながらオムニバスに進む構成の上手さとか、適材適所的なキャスティングの妙、そして高度な会話センスとワードチョイスに圧倒される。
そして綺麗に着地の心地良さったら。
みんと

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