Maoryu002

運命の饗宴のMaoryu002のレビュー・感想・評価

運命の饗宴(1942年製作の映画)
3.7
「Tales of Manhattan」という原題どおり、一着の夜会服が生み出す6つの悲喜劇を綴ったオムニバス映画。

どれもオシャレな話ばかりで、特にチャールズ・ロートンとエルザ・ランチェスターのコンビによる音楽家の心温まる話や、ギャング役のイメージが強いエドワード・G・ロビンソンによるオー・ヘンリ的な友情物語などが大好きだった。

他にもシャルル・ボワイエ、ヘンリー・フォンダ、リタ・ヘイワース、トーマス・ミッチェルと主役級の役者が名を連ねてるし、踊らないジンジャー・ロジャースも良かった!

ただ、ラストは宗教的というか、良心の押し付けのように感じたし、ルーク役ポール・ロブスンの思想が何か関係しているのかと勘ぐってしまった。
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