灰とダイヤモンドの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『灰とダイヤモンド』に投稿された感想・評価

映画の舞台となる戦争後のウィーンの街並みが美しく描かれてます。
建物の風景や街の賑わい、そして冬の寒さが伝わってますね。
美しい映像に引き込まれ、物語の世界にすぐに没頭できます。

ストーリーも非常…

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拘泥

拘泥の感想・評価

4.5

ワルシャワ蜂起に失った亡霊たちに拐かされるそれぞれの死に損ないが終わった戦の中で,生き,死に続ける.その構造やショットの強度や神秘性といい,愛する『泥の河』に近い部分がある.またはアイルランドの独立…

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Iris

Irisの感想・評価

4.4

今週受けた講義で見るべしと薦められたため、アマプラ経由のシネフィルWOWOWプラスに加入し鑑賞。

歴史的背景をうっすらとしか理解していない状態でみたが、それでも楽しめた。

モノクロ映画だが、映像…

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抵抗三部作の中で唯一、一回すでに観たことある作品。
一回目は全くの予備知識なし状態での鑑賞だったので特に何にも感じんかったけど、“未来”というものを見据えた、ワイダなりの生暖かい目線とでも言うべきな…

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山市

山市の感想・評価

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階段の透かし彫りから落ちる光、花火、陽の光に照らされてはためく白い布、光がとにかく綺麗だった。
火と燃えたら灰になるものが多く登場するのも示唆的で面白い。ラストの瓦礫と蒸気機関車くらった
やっと鑑賞出来た。映像が綺麗なのと世界観が好きです。 ラストシーンは印象的
vivo

vivoの感想・評価

3.0

光と影のコントラストを美しく見せる絶妙な構図に加え、意味的にも主題に対してコントラストの強い背景を配置し、その画面における主題を際立たせる手法が面白かった。慣性が生んだ殺人と新時代を祝う花火、破壊さ…

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Haman

Hamanの感想・評価

3.5

レジスタンスの残党がぽつりと吐く「戦時中のほうが青春だったし良い時代だった」なんてのは、場末のスナックでジジイから発せられる「あの時代はよかった」とはまるで重みが違うし、生き残ってしまった者の末路か…

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BOB

BOBの感想・評価

3.7

アンジェイ・ワイダ監督による"抵抗三部作"の第3作。

1945年5月8日。ドイツ降伏後、ソビエト共産党支配下のポーランド。ポーランド亡命政府からソビエトの要人暗殺を依頼された若い男が、誤って別人を…

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『世代』『地下水道』とともに「抵抗三部作」と呼ばれるアンジェイ・ワイダ監督のポーランド映画。イェジ・アンジェイェフスキが1948年に発表した同名小説を映画化した物でアンジェイェフスキはワイダとともに…

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