モノクロ映画の良さを最大限に引き出している
今日という日が、あなたが望んでいたより良い明日ではなく、違う明日の始まりであることに、あなたはどう気づくのか。
これを見る前は、この映画のジャケットの…
アンジェイ・ワンダ「抵抗三部作」最終作。第二次世界大戦終結後のポーランド。反共ゲリラの青年が県労働党書記の暗殺計画を遂行する。しかし誤って別人を殺してしまう。青年はターゲットが宿泊するホテルの隣室に…
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戦後ポーランドの内部抗争を描く、「抵抗3部作」の3作目。
世界の戦争が終わっても、彼等の戦いは終わらない。
かつて守るべき存在だった者達からは疎まれ、自国のために戦った同志達とは敵対しなければなら…
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凄く好きな映画。特にマチェクとシュチューカが共に戦場で自分と友人の2人だけ生き残った(マチェクはワルシャワ蜂起、シュチューカはスペイン内戦)という共通点があり、同じ性質を持った存在のように描かれてい…
>>続きを読むこの時代ににも、こんな演出があったのかという驚きと若者の閉塞感。
主人公のマチェクが撃たれたあと、干されていたまっ白い生地を被って隠れるが、そこに血が滲み。後ろで同じく干されていたポーランド国旗🇵🇱…
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抵抗3部作見た。どれも抵抗の先に逃げ場は無かった。不遇なポーランドの運命をまざまざと見せつけられた。
中でも最後の今作は、演出演技美術脚本etc.全てに磨きがかかっていて白眉の出来。ポーランド映画…
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めちゃ政治的な内容なのにスッと入り込めた。
紅の豚を観たときみたいな感情になった。戦後に残された人々の話っていうのが効いてるのかも。
メインの二人の、つかの間の平穏みたいな雰囲気が良い。一瞬だけど…
僕がこの世で最も尊敬する師の勧め。
ポーランドに向かう道中で鑑賞
世の情勢に翻弄され自分の望みを途中で自覚するもの儚く散ってしまう。
ポーランドという地政学上最もと言えるほど悲しい運命を歩んできた国…
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歴史的な対立に翻弄される中での若者の情熱や悲運を超絶劇的に描いた映画
本当笑っちゃうくらいギザだけどカッコ良すぎる画面が多すぎる…火酒のシーンや、ベットでの真っ黒な画面に浮かぶ二人の顔のシーンはも…