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灰とダイヤモンドのRYOのレビュー・感想・評価

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)
4.5
ロマンティックな話で、めっちゃ好き!

第二次世界大戦の波に翻弄されてしまった青年マーチェクの象徴である、サングラスを肌身離さず身につけている理由だったり、戦争に対する皮肉めいた性格やセリフとか惹き込まれる主人公像だった。

第二次世界大戦のポーランドが背景に来ている作品だけれども、実は青春映画なのも合わせて歴史的な遺産として素晴らしくも視聴しやすい作品だと思うし、出てくる俳優達の演技がピカイチだと感じた。

特に、マーチェクがエヴァを口説くシーン真似したくなるほどカッコいい!
この二人のカプ、The 白黒恋愛映画ぽくって尊い。

マーチェクの最期、悲しくも美しい画で印象的。

灰とダイヤモンドというタイトル回収の部分が、告白で使われているのも好きだな〜

マーチェクが死んで灰になっても、エヴァはダイヤモンドのような輝きで生き続ける。そんな捉え方を詩から思ったりもしたかな〜
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