シネフィルFUKUHARA

灰とダイヤモンドのシネフィルFUKUHARAのレビュー・感想・評価

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)
3.6
『世代』『地下水道』とともに「抵抗三部作」と呼ばれるアンジェイ・ワイダ監督のポーランド映画。イェジ・アンジェイェフスキが1948年に発表した同名小説を映画化した物でアンジェイェフスキはワイダとともに脚色も担当して主人公を替えている。
ドイツ軍が降伏した1945年5月8日のポーランドを舞台に、党県委員会書記のシュチューカの暗殺を依頼されたロンドン亡命政府派の青年マチェクの一日ちょいを象徴的に描く恋愛映画でもある。