撮影所で始まり撮影所で終わる物語。
とにかく出演者の熱量、躍動感が凄まじい。台詞や動作が大げさで舞台をみているような感じも。懐かしく楽しいです。
銀四郎(風間杜夫)は自分勝手、ヤス(平田満)も優しいけど階段落ちのストレスから乱暴に、小夏(松坂慶子)は振り回されてばかり。もういまの時代はこれを人情喜劇と呼ばないかもしれない、ふざけすぎと言われても仕方ない場面も。
でも、冒頭の松坂慶子さんナレーションが全てを言い表していると思います。
「映画の撮影所というところは本当に奇妙で不思議な世界です。偽りの愛さえも、ホンモノの愛にすり替えてしまうようなこの世界では、昼を夜にすることなど、朝飯前のできごとなのです」
(メモ)
平田満さんキレのある動き
原曲は日本ではない?