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蒲田行進曲のyoko45のレビュー・感想・評価

蒲田行進曲(1982年製作の映画)
4.2
 撮影所で始まり撮影所で終わる物語。
 とにかく出演者の熱量、躍動感が凄まじい。台詞や動作が大げさで舞台をみているような感じも。懐かしく楽しいです。
 銀四郎(風間杜夫)は自分勝手、ヤス(平田満)も優しいけど階段落ちのストレスから乱暴に、小夏(松坂慶子)は振り回されてばかり。もういまの時代はこれを人情喜劇と呼ばないかもしれない、ふざけすぎと言われても仕方ない場面も。

 でも、冒頭の松坂慶子さんナレーションが全てを言い表していると思います。

「映画の撮影所というところは本当に奇妙で不思議な世界です。偽りの愛さえも、ホンモノの愛にすり替えてしまうようなこの世界では、昼を夜にすることなど、朝飯前のできごとなのです」

(メモ)
 平田満さんキレのある動き
 原曲は日本ではない?
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