11月1日はスシの日らしいってんで、スシ映画を鑑賞。
銀幕版と言うことで、テレビドラマ版もあるらしいが未鑑賞。
まぁ映画版から観る人への配慮もあるだろうと鑑賞してしまったら、さっぱりノリについて行けない。
これは、テレビ観ている前提だと気づき、たまたま買ってあった「すしなび」を観てみたが・・・テレビ版のダイジェストは1分30秒程度でさっぱり意味不明で、単に映画のネタバレされただけだった・・・。
琉球空手を極めるために、スシを学ぶ青年が主人公。
スシを極めることは空手を極めること。
日本全国を渡り歩き、スシ職人と対決するのが銀幕版に対するエピソード0に当たる流れのような気がする。
そんな主人公が、師匠の導きにより、アメリカでシャリの極意を学ぶことに。
マンハッタンの寿司屋「八十八」で修行を・・・。
アメリカンマフィアの地上げ屋や、ライバルアメリカンヘンテコ寿司屋との対決なんかが見所。
小学生低学年向けのギャグマンガのような、底の浅いユーモアの連続で、正直辟易。
ドラマのノリを理解していたらまた違った感想にもなったかもしれないが、肝心の「なび」がドラマ版の紹介を放棄していたため・・・。
意図的なんだろうけど、乱暴に揺れまくるカメラワークは、素人がふざけているような印象で、ますます小学生マンガなノリを感じさせる。
正直ここまでスカスカな映画とは思わなかった。
ただ、映画感想サイトの多くで、評判はいいようなのでわたしの感性が古いだけというのが、本当のところなんだろう。
コメディにわかりやすさを求める場合には、ハマるかもしれない。
ここ(フィルマークス)は、面白くない派が多くて安心した。
八十八の寿司の味を確かめたかったら「くら寿司」に行けば味わえるような気がしてならなかった。