井出弐等兵

ワイルド・スピードの井出弐等兵のレビュー・感想・評価

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)
2.0
これぞ、アメリカン版DQNの世界

露出の高いイケイケのネーチャンに囲まれて、やたらケバケバしい塗装の日本車たちがストリートを爆走する!

物語も車も一本道をあっという間に駆け抜けていくだけという、走り屋による走り屋のための映画。

とりあえず出てくる奴らがみんなDQN!
追おうが追われようが、警官だろうが犯罪者だろうが、一度タイマン張ったヤツならみんな友達!悪そなヤツは大体友達!

あんだけ車をぶっ壊して、町を大混乱に陥れた上に人を一人ぶっ殺してるにもかかわらず、逃亡の幇助をしてしまう主人公の男気たるや…お前、警官失格!

それぞれのキャラクターが立っているので、観ていてわかりやすく、その世界に入り込みやすい。
とりあえず、ヴィン・ディーゼルの男気とジョーダナ・ブリュースターの可愛さが最高だった。