灰とダイヤモンドに投稿された感想・評価 - 47ページ目

『灰とダイヤモンド』に投稿された感想・評価

戦後のポーランドについて無知だと話の内容がわかりにくいが、たとえそれを知らなくても主人公が背負った「悲しみ」は感じられる。冒頭にて突然行われる暗殺劇、逆さ吊りのキリスト像。不穏な空気を漂わせながら、…

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ちはな

ちはなの感想・評価

3.8
孤独な青年は 平凡に生きたかっただけなのに 生きることができなかった

時代のせいにするのは
あまりに 切なくて悲しい

戦後の混乱期、明日がどうなるとも分からない中で這うように生きていく人々が描かれていた。主人公の本当の恋愛を知るも任務から逃れられない運命をはじめ、様々な点が灰とダイヤモンドという言葉に象徴されていた…

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shinefilm

shinefilmの感想・評価

5.0

上京する時に買いました。思い出深い作品です。
ポーランドのジェームズディーンと言われたツィブルスキのアウトサイダーで躍動的な魅力とワイダ監督の緻密な演出が奇跡のように交わった作品。
刹那的に生きるし…

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romio

romioの感想・評価

3.4

ドイツに踏みにじられた後に居座るはソ連。
あれ、確か地下水道では、蜂起をソ連が促していたような。
仲間ではないのかと思ってみていると。
支配する側にとって、自国を自分たちでよくしていこうとする人々は…

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mp

mpの感想・評価

4.0
友人に薦められて鑑賞。所々で見受けられる対比により物悲しさが強調されるような作品でした。

1945年5月8日のポーランド。かつて対ドイツ戦で共に戦ったポーランド人たちは独立後の国家をめぐって左右に割れて対立しあう。元レジスタンスであるテロリストのマチェクの一日を彼を取り巻く戦友でもある上…

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第二次世界大戦は、各国それぞれに「戦後」を残した。精神的支柱が突然無くなったら? 闇に揺れるキリスト、虚無そのものでもあるような白黒の映像に、やけっぱちの哀しみがほとばしっている。
アノ

アノの感想・評価

2.5
妙にダルく感じた。
女と夜に会話してるときに逆さのキリスト像がぶらぶら揺れてるのはちょっと好き。
324

324の感想・評価

3.5
検閲をくぐり抜けた理由となったシーンが結果的に最も象徴的なシーンとなるなんて、まさに灰とダイヤモンド。

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