ヨッシー

皆殺しのバラードのヨッシーのレビュー・感想・評価

皆殺しのバラード(1966年製作の映画)
3.2
 金の密輸に絡んでのマフィアの抗争を描いたフィルムノアール。クラシックな雰囲気は好きなんだけど地味…本当地味で中盤まで少し退屈気味。後半に入ってから具体的な抗争のシーンが増えてきて徐々に映画の世界に入れるようになってきた。ジャン・ギャバンていう俳優は初めて見た。お年寄りだけど雰囲気醸し出してるなぁ…「BOSS」って感じ。見所として敵のボス役のジョージ・ラフトもいい味出してる。昔のギャング映画の顔みたいなもんだったらしい。あと当時の東京の街並み。後をつけられた車をまくのに逃げるんだけどその景色が神社の横の空き地みたいなとことか、細ーい日本特有の住宅街の道路とかをデカイ外車が走り抜けていくの何だか不自然で面白かった。
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