ちょい悪おやじ

東京暮色のちょい悪おやじのレビュー・感想・評価

東京暮色(1957年製作の映画)
4.1
私が生まれる前の東京のどこかの風景。季節は冬。新宿のしょんべん横丁にありそうな居酒屋。病院で煙草を吸う女。人ってあっけなく死ぬんだ。時計の音に裸電球に縁側。今は誰も住んでいない祖父の家に泊まったことを思い出す。山田五十鈴の演技といいストーリーといいなんか残る。なんとも言えない映画だったなぁ。