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東京暮色のokdのレビュー・感想・評価

東京暮色(1957年製作の映画)
4.0
家族であっても自分の苦しみを伝えることは難しい。むしろ家族だからこそ自分の苦しみを押し殺す必要があるときがある。小津安二郎はそういう家族の間にある溝を描くのが上手いと感じた。もちろん家族でない他人同士であればなおさらその溝は深い。中華料理屋のシーンで沖縄民謡が流れるのには意図があるのか何となく気になった。
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