おとりさん

箪笥<たんす>のおとりさんのネタバレレビュー・内容・結末

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

「クローゼット」「クローゼット」と続いたんで、次は「箪笥」(笑)

初見じゃないんだけど、まるっと驚かされました。
ホラー的なギミックに、じゃないよ。
(ホラーとしてはそれほど怖くないし)
覚えていたストーリー、物語後半30分弱が抜けてたっ!
スヨンの存在のエクスキューズで終わりだと思いこんでた!

話は逸れちゃうかもしれないけど、アガサ・クリスティのミステリーって、全員が犯人とか、記述者が犯人とか、死んだ人が犯人とか、名探偵が犯人とか、もぉそんなんアリ?(いい意味で)の世界なんだけど。

本作「箪笥」も、オリジナリティ突き抜けてるね〜。
20年前の作品なんて思えないくらい、斬新で緻密。
よく出来てるっ!

思いがけず新鮮な気持ちで見れたけど(笑)、まだ見てない人、ぜひぜひ〜。
「エスター」と同じくらいオススメです。