レビューというよりメモ書き

箪笥<たんす>のレビューというよりメモ書きのネタバレレビュー・内容・結末

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

自分を慰めて叱るスミの姿を見て、小さい頃悲しいことがあって泣いた時に自分で自分を抱きしめて頭を撫でたことを思い出した。
継母からスヨンを守ることが自分の救済だけど、それはもう永遠に叶わない。悲しい一人芝居をしないと生きていけない。
母親の出てくる夢が悪夢なのはスヨンを守れなかった自分は母親に甘えることは許されないと思っているからだろうか……。
後悔を乗り越えるのはその当時の自分を自分で認めてあげるしかない。その時、スヨンの声に気づかなかったからしょうがないんだよ……。
父親が一番悪いです。