普遍的な大きなテーマを描こうとする時ほど、個人的な事を丁寧に丁寧に描くべきって常に思ってるけどそのお手本みたいな映画。日常パートがとにかく素晴らしくて、脚本も撮影も演技も（特にブラピの演技が上手すぎ）全部良かったし、全部この映画の壮大なテーマを表すのに申し分なかった。
ただ宇宙パートが微妙。言いたいことは分かるけどもう少し映像を工夫しないと飽きてしまう。これもいつも思うけどスローにする時こそ極上の映像を用意しなければ観客の心は冷めてしまうと思う。
けど、宇宙パート終わったすぐ後のジェシカチャスティンとブラピ二人の過去シーン
、照明が暗くなって切り替わってくところ、稀に見る神演出で本当に美しかった。
