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特攻サンダーボルト作戦のhitmanのレビュー・感想・評価

特攻サンダーボルト作戦(1976年製作の映画)
5.0
1976年6月27日。テルアビブ発アテネ経由パリ着エールフランス139便がドイツ人男女(ドイツ赤軍)をリーダーとするパレスチナ解放民族戦線によってハイジャックされイスラエル人を含む245人の命と引き換えに収監されてるパレスチナ人テロリストの釈放をイスラエル政府に要求。ラビン首相は決断を責めわれ最終的にショムロン准将にテロリスト殲滅人質救出ミッションを指令する。劇中のラビン首相は良く言えば穏健で悪く言えば軟弱の感が見受けられます。ミュンヘンオリンピックのイスラエル選手団全員を殺害した黒い九月を迷わずに殲滅指示を即決した前任のメイヤ首相と大違いですよ。ショムロン准将の片腕のネタニヤフ中佐(現首相のお兄さん)は勇敢で気骨が有りまさに英雄豪傑です。イスラエルの閣僚はタカ派ではないと務まらないですよ。イスラエル国防軍とモサドの情報共有の連携ワークは抜群でGJ。アラブ諸国に囲まれ自分の国は自分で守る。当然、テロには屈しない。ユダヤ精神の源ですよ。
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