M少佐

闇の司法官ジャッジのM少佐のレビュー・感想・評価

闇の司法官ジャッジ(1991年製作の映画)
3.5
 細野不二彦先生のダークサイド、オカルト添え。

冴えない弁護士の裏の顔…実力行使と異能の力で法で裁けぬ悪を討つ(やり過ぎ)

ある意味、降り幅の大きさなら漫画の神様に比肩するような作品の多さを誇る 細野不二彦 先生。
その中でもヴァイオレンスとエロスと大人の事情の極北に位置する原作。
原作自体、一冊の完結であり、青年誌の連載と言うこともあり、どちらかと言えばマイナーな部類に入る、この作品。
アニメ化は奇跡。
余程の酔狂ものがスタッフに居ないと実現しない。

内容は今でも過激な部類に入り、深夜アニメでも放映は難しいレベル。
とにかく隅から隅まで完全再現。
もちろんファンならば楽しめるが、色々な意味で恐ろしい作品。

「あぁグーグーガンモ!の人でしょう?」なんて方には全くもってお勧めできない。
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