がめついお鹿婆さんだが、なぜか身無し子のテコを養っていて、さもしいだけなのでも、ケチなのでもないらしい?
一見して渋ちんくらいにしか見えないが、ひとたび口を開けば、後年のヒョウ柄のおばはんとかバ…
東京芸術座での記録的ロングラン公演で知られる菊田一夫の同名戯曲を映画化。大阪・釜ヶ崎でたくましく生きる人々をエネルギッシュに描く。
昔の大阪のイメージそのまま。うどん屋のやりとりは笑える。
通天閣が…
向かうところ敵無しの銭ゲババァ見参!!
大阪貧民街の簡易旅館を舞台にゼニと愛が飛び交う一周廻った道徳映画
元々は前年の芸術祭主催公演用に東宝芸術座に書き下ろされた戯曲で、延べ9か月間の異例の…
60年代のほんわかした人情物かと思ってたら、登場人物は皆銭ゲバだし人も車も身包み剥がれるし、とんでもない衝撃作でした。プロットがしっかりしてるからアドレナリン出まくりであっという間の観了です。森繁の…
>>続きを読む大阪弁の「がめつい」の語源であり、1950年代の菊田一夫の大人気戯曲の映画化作品。三益愛子(お鹿婆)の貯金を狙う高島忠夫や森繁久彌、草笛光子の土地の権利書を巡る森雅之(平熊吉)や安西郷子たちの釜ヶ崎…
>>続きを読む昭和30年代の大阪釜ヶ崎舞台。群像劇で皆貧乏だけどたくましいというか交通事故の車解体して部品売ったり殺された人間の服盗ったりとかむちゃくちゃ。でもエネルギッシュな感じがずっとあった。一番熱量あるのが…
>>続きを読む1960年公開。菊田一夫の舞台劇を笠原良三が脚色。監督千葉泰樹。大阪釜ヶ崎でのお話。
2007年5月トビタシネマという映画館で『グエムル 漢江の怪物』を観た。大阪に行ったばかりであちこち歩いていた…
以前シネマヴェーラの千葉泰樹映画祭で見逃していたので、神保町シアターの森雅之特集でようやく。邦画は疎いのですが、千葉泰樹監督作品は好きでちょこちょこ見ています。
こちらは当時のオールスターで西成の「…