「我が家の楽園」
原題「You Can't Take It with You」
1939/4月公開 アメリカ作品 2017-214
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1939年第11回 アカデミー賞…
ハーモニカ
大富豪のカービーは、軍需工場拡大のため土地の買収に乗り出すが、ある風変わりなバンダーホフ一家の反対にあう
副社長である息子トニーの恋人アニーが、その一家の娘であることを知ったカービーは…
好きなことをやるには勇気がいる。
今の人は恐怖に駆られてる。食べ物、飲み物、仕事、将来、健康。お金さえも恐れてる。彼が嫌いなのは、周囲に惑わされて不要なものを買うこと。
映画はその時代にないもの…
銀幕の向こう側にある楽園。
さぁ、メンソールの煙草を持って出掛けようか…。
とても楽しい映画でした。
劇場公開は1938年…と古い作品なのですが、フランク・キャプラ監督の切り口は絶妙ですからね。気…
2009/3/28鑑賞(鑑賞メーターより転載)
バンダーホフの一家は一見変な人たちばかりなのだが、純粋に人生を楽しみ人との繋がりに溢れている。この「本来人間があるべき姿」を提示し、いかにもいそうな仕…
途中までは正直、この話の通じない人種嫌いだわと胸糞悪くみてた。
だってみんな秩序を守って我慢して生きてるのに、自由気ままに自分勝手が正義、英雄みたいに語られたらマトモな人間がバカみたい。
でも二人の…
ハリウッド黄金時代のヒューマンドラマの名手といえば、フランク・キャプラ監督だと思う。この作品は「スミス都へ行く」や「素晴らしき哉、人生!」より前に作られた監督作品。でも、既にこの作品で、3度目のアカ…
>>続きを読む終盤キャプラお決まりの語り口は水戸黄門的な既視感こそあれど、豊かなキャラクターたちと一貫したブレないキャプラ節、アメリカの理想を追い求める姿勢など時代を経た今観てもこの慈愛に満ち溢れた作品を世界は見…
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