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ゲット・オン・ザ・バスのqのレビュー・感想・評価

ゲット・オン・ザ・バス(1996年製作の映画)
4.9
2022年25本目

最高すぎる
もっと早くにみるべきだった
LAからDCまで長時間のバスでの皆の距離も少しずつ縮めながら、バスの中でひたすらディスカッションをする、ただそれだけの映画なのになんて素晴らしい映画なんだろうーー

黒人の在り方に対するそれぞれの価値観、ブラッズとクリップスの抗争、親子関係、白人に対する捉え方、母親の存在、別のマイノリティであるゲイについて、などなどたくさんのものの見方について意見を交わし合う。
ミリオンマンマーチへの目的地に向かうバス、皆同じ目的とは言え、こうやって見知らぬ人と意見の違いや真剣な議論をするというのはなんて素敵なことなんだろう、と本気で思う。
非常に真面目なテーマなんだけれど、スパイクリーらしく音楽と映像、それにジョークも交え、ちょっとしたハプニングもありながらゆるくストーリーが進んでいくのがよい
たくさんの素晴らしい言葉があって、何度も繰り返してみたい素晴らしい映画だった。
さっと流し見したみなさんのレビューの中に大学の授業や学校の課題で見てレポート書くようなこと書いてた方が何名かみかけた、素晴らしいしどんな授業なのか気になるしレポートみてみたい!

※余談
ブルックリンナインナインのホルト署長が、めちゃ性格悪いやな奴役でウケた笑!
あと、スーツのロバート(メーガン妃演じるレイチェル父)、ブラックリストのクーパーも。ホルト署長は知ってたけど、今のドラマで大活躍のおじさん達みんなこれ出身なのね!
さらにThe OfficeのラストシーズンのみんなでバスでShabooya Roll Callやる時のシーン、見たときにこれがオリジナルだと見かけて、ようやく見られたのも嬉しいー!
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