ルリー

たそがれ清兵衛のルリーのレビュー・感想・評価

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)
4.8
丁寧に生きていこうと思った。

山形庄内地方の下級武士清兵衛(真田広之)は、幼い娘2人と痴呆の母親との暮らしは楽ではなく、仕事が終わると付き合いを断り帰るので、陰でたそがれ清兵衛と呼ばれていた。
ある日藩から一刀流の剣客、余吾(田中 泯)を討つ命令が出た。しかも明日のたそがれまでに。
清兵衛は小太刀(短い刀です)の名手で、それがバレてたので選ばれたのです。
実は余吾もある意味たそがれていて、たそがれ繋がりで話が合うのも束の間、2人は勝負へ。

一刀流対小太刀の戦い。宮沢りえの心の動き。子役2人を含めてどの登場人物も心がにじみでるような演技。時代考証がしっかりされていて、当時の暮らしも興味深く見ました。
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