二度目だけれど、なかなか良かった。
娘二人と痴呆の母を世話する清兵衛(真田広之)の日常は慎ましくも静かなものだった。それが、山田洋次が好む理由らしい。
清兵衛と余吾善右衛門(田中泯)の戦…
清兵衛が藩命により上意討ちをすることになった相手、余五全右衛門役の田中泯が凄い。舞踊家でこの作品が映画初出演とのことだが、鬼気迫る迫力ある不気味さだった。そして、二人の一騎討ちのシーンも、決して華麗…
>>続きを読む[ヤフー分(2010年10月17日 21時34分)]
テレビで鑑賞
良い!
うるうるくるわけでも、腹痛笑いもないけど。
なんか、じんわり来る良かった感。
人間味がすごくあるからなのかも。
リアルで…
集中力もなければ、時代劇にさほどの興味もないけど、かなり引き込まれてしまった。
清兵衛の静かなプライドと、善右衛門の情念的なプライド、方向性は違うけど、どちらも本質は同じ。
田中泯の一挙手一投足…
時代物はコスプレ感を感じることが多くて苦手だったけど、途中で演じてることを忘れるくらい入り込めた。特に田中泯と真田広之の斬り合いで田中さんの目つき、雰囲気がガラッと変わるときの存在感に自分が殺される…
>>続きを読む田中泯の存在感たるや。
当時の風習が見られるのがまたよい。
息づかいが漂う映画。
空気が変わる。
・・・
ラストは、討ち取り手負のまま家へ、ともえが待っていた。その後、家族となるも娘の回想、明治…
話が良いとか悪いじゃなくて、映画全体の佇まいが好きだ。哀愁が漂うけど、前向きな映画。清兵衛が立派な人でなあ。
派手さは無く地味っちゃ地味だけど、昔の日本って感じ。知らないのに、何処からリアリティを…
たそがれ清兵衛、最高...
妻を亡くし、幼い子供と年老いた母の世話をするため、飲みにも遊びにもいかず、きっかり黄昏時に帰るから「たそがれ」というあだ名をつけられるそが文句も言わず、縁談も子供の成長を…
衛星劇場