（2008年１月16日 執筆）
事実上無償コンサートとなった伝説のフェスティバルのドキュメント。
この作品は是非、皆さんに観ていただきたいです。ウッドストックを知らない方も多いでしょう。
私も７０年代の音楽に興味を持った時にこの作品と出会い、知りました。
ヒッピー・ファッションに身を包み、30～50万人の若者たちがアメリカ中から押し寄せたという、歴史上に残る大規模なのイベント。
途中、大雨が降るというハプニングがあったり、食糧不足などもありますが皆な助け合っています。
これだけの若者たちが集まっているのに暴力事件の通報は一件もありませんでした。
この作品はステージだけでなく、その背景も描いているので回りの人たちの反応なども見ることもできて、面白いです。
ただ、作品全体的にスローテンポだったりするので途中疲れてしまうかもしれません💦
ステージはリッチー・ヘブンスの“ハンサム・ジョニー”で幕を開け、ジミー・ヘンドリックスの“紫のけむり”でラストを飾ります✨
ジミヘンのアメリカ国歌も貴重映像✨
the whoやten years afterのステージは興奮します！
ジョー・コッカーも良いです♪
しかし、ジャニス・ジョプリンの登場を待ち焦がれていた私は、彼女のステージが無いまま終わってしまったことに腹を立ててました。。。
（＊ディレクターズカット版だと、ジャニスを始め色んなアーティストのステージが入っています。）
この時代を歩んだ人は懐かしさを感じ、童心に帰ることができるでしょう。
そして、初めてみる人にとっては、新鮮に映ると思います！
本当の意味での“自由”がそこにあります。
きっと観ているだけでその場に入り込み、その“時代”のその“時間”を体験することができるでしょう。
一緒になって、“peace!!”と手を上げたくなってきますｗ
まさに体感型ドキュメンタリー。
この作品を観終わった後は、「ラブ・アクチュアリー」を見終わったときのように、愛に満たされ満足感が味わえるはずです。
まさに「愛と平和」の３日間。
（2024/2/24 改定）
