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黒い家のABBAッキオのレビュー・感想・評価

黒い家(1999年製作の映画)
3.7
 1999年森田芳光監督。貴志祐介原作を角川のメディアミックス手法で映画化。生命会社社員の内野聖陽に接触してきた大竹しのぶと西村まさ彦の夫婦。妻の連れ子が自殺し、その保険金を執拗に請求してくる。次第に本性を表す大竹のモンスターぶりが恐ろしすぎる。(初期の)ジェイソンかマイケル・マイヤーズか、っていうくらい。元ヤクザらしい交渉人の小林薫と大竹の掛け合いも面白いが、小林もあっさり倒され、田中美里も内野聖陽もボロボロに。1997年の黒沢清のキュアとならぶヒトコワ・ホラー。
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