シン・エヴァに向けて初鑑賞。
テレビ版は旧劇含めて鑑賞済み。
エヴァに触れるの久々だったけどやっぱり
普通に燃えるしとても面白い。音楽も最高。というかエヴァを感じるのって鷺巣詩郎のBGMがかなりデカいと思う。
庵野監督の隙あらば電柱やビルを挟むビジュアル最重視の画作りと、バッキバッキに
テンポのいい編集が好み。多分監督の作り出す映像とそのリズムが生理的にすごく合っているのだと思う。
あとカメラワークがやっぱり巨大特撮。思ったよりもウルトラマンだなーと思う。ひび割れる電話ボックス、ビルの機動で隙間に落ちていく軽自動車のカットなど。絶対何か越しにエヴァが映るし。
冷静にエヴァを見てみると、やっぱりこの
作品が独特なのはシンジくんが主役だからってのがあるなーと思う。女性キャラの性的なカットの多さ含めて思春期世界の独特のエロさと自己否定、自己破壊、人間不信の感じが全面に出てる。
ストレートにかっこいい戦闘シーンがある
SFアニメにこの思春期感、内省的な語りが
入るのがいい意味ですごく違和感。
個人的にシンジくんは他人とは思えないのでとにかく彼視点で見てしまう。頑張ってくれ、シンジくん。
それからヤシオリ作戦って思ったよりもヤシマ作戦だなって思った。この気は逃せません!ってセリフ回しもしっかりとあったし。やったか!フラグの回収もね。
主題歌Beautiful Worldも内容にシンクロ
しすぎていて怖かった。
寝ても覚めても少年マンガの歌詞の凄さ。