最近夜中にテレビシリーズちょこちょこやってたから、たまに観てたけど、ちゃんとエヴァを観るのは二十数年ぶりかなあ。映画自体は初見。
画(特に使徒と機械設備系)がキレイになった、よく知ってるエヴァかなと思って観てたけど、途中で、あっ…ちがうやと気付いた。
エヴァのアニメを初めて観た時の、衝撃というか、私が感じた「えっ…何このアニメ…」感の正体は、無機質と混沌だと思う。頭がついていかなくて、訳がわからなくなる感じ。観なきゃよかったかなあという少しの後味の悪さと、ひっかかり。からの興味。
そんなアニメ観たことなかった。
それがない。
シーンとしてはなくはないんだけど、嫌になるような静寂、沈黙がかなりやわらいでる。
結果、スムーズに観られてしまって、心を乱されるような、そういう感覚には陥らなかった。
これはこれであり。
だけど、ちょっとやさしめな感じ。
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*Beautiful World - 宇多田ヒカル