作画重視系アニメファンにはいい映画かもしれないが、ストーリー重視派としてはいただけない。作画へのこだわりはアニメ業界の発展のために続けるべきとは言え、筋書きの説得力や展開のスムーズさへの軽視が感じられるものにはがっかりさせられる。
「あれ?今なんでこの展開になったんだっけ」
「あれ?どうやって戦争終わった?」
ずっとこんな感じだった。
スコア2.0の内訳は、とは言え作画の頑張りは確かであること、そして往年の声優陣の若き日の声に再会できた感動に対して。特に自分は水谷優子さんファンで、当時気になりつつもどうしても見るに至らず(直感的に何かを察したのかも)そのままだったのを34年越しに見た。