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『センチネル』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

4.1
一風変わった切り口で「神vs悪魔」を描いたオカルトホラー。
『ローズマリーの赤ちゃん』や『エクソシスト』後、全盛だったオカルトブームに乗っかった作品で、『ローズマリーの赤ちゃん』とは別路線での大問題作!

あらすじ…
トップモデルの主人公アリスン。恋人の弁護士とはうまくいってるけど、一人になりたくてマンションを借りることに。そのマンションの最上階にはいつも微動だにせず窓から外を見ている老人の姿が。入居してすぐにマンションの住人に声をかけられ集まりに誘われるが、アリソンは体調を崩すことが増え、妙な現象に悩まされはじめ…という話。

神と悪魔の対決を描く作品って、悪魔=悪、キリスト教徒=善で描かれることが多いと思いますが、本作ではそういったわかりやすい描かれ方をしてなくて、どちらが悪なのかの判断を観客に投げかけるような作風になっているのが斬新。悪魔は当然悪として描かれるのですが、面白いのはキリスト教徒。もちろん彼らとしては善行をしているのですが、それが一部の人間にとっては有無を言わせない絶望をもたらすものとなっている。

しかもその絶望が、自殺未遂や姦淫など、キリスト教的な大罪を犯した者に対する罰とか贖罪的な意味合いがあるように思えるところも、他のキリスト教を根本に置くオカルト映画とは印象が異なります。

そしてそれが、本作が問題作とされる理由の一つになっている。テレビ放送時には、カトリックへの配慮で本作のキリスト教徒たちを魔教徒とする変更をわざわざ行なっているほど。

そしてもう一つの理由がフリークス。大勢のフリークスの方々を悪魔として描いていて、これが日本で長らくソフト化されなかった要因だと言われています。ただ、映画としては見せ場になっていて地獄の門が開き襲いくるフリークスたちの迫力は凄まじい。

でも、そういった問題点のために封印しておくには勿体無い作品だと思います。信仰により救われる話が多い中、信仰の暗部を描くことで信仰を肯定しつつ否定し、信仰による赦しにも対価が伴うというオカルトブームに対するカウンターのような切り口が面白い。

最悪の着地点と最良の着地点の両方をはぐらかしつつ、そもそも何が起こっているのかの全容すらわからないまま進行する物語は不気味で引き込まれるし、クライマックスのとあるシーンでその全てを一瞬で観客に理解させる手法は鮮やかかつショッキングでもあって私的には大好き!テンション上がりました(笑)

ただ、序盤でばら撒いた沢山の設定を「綺麗に」物語に溶け込ませてるとは言い難いし、不必要なところに尺を割いてる等気になるところも多いです。でも、それ以上に魅力のある作品だと思うので、オカルトホラー好きな方にはオススメ♫若き日のクリストファーウォーケンやジェフゴールドブラムも出てます!

長年VHS化もされず幻となっていた本作ですが、今はスティングレイからDVDが出てて現実的な価格で取引されてるのが嬉しい限り!いずれプレミア価格になりそうですが…(^_^;)
主人公は売れっ子ファッション広告モデル。
都心から20分程離れた郊外に移り住んだことが恐怖のはじまり。
そこは豪奢な邸宅の各室をアパートメントとしている賃貸物件。
そこで出迎えてくれたのは奇妙な住人たちと、最上階の窓辺から主人公を見下ろす盲目の神父…。

やがて彼女は原因のわからない片頭痛、淫夢、奇妙な現象に悩まされるようになります。その謎を追う過程がミステリーでもあります。

ジェフ・ゴールドブラム(広告フォトグラファー)、クリストファー・ウォーケン(刑事の相棒)、トム・ベレンジャー(物件紹介してもらう男)、が端役で出てきてなんか得した気分。みんなモデル並みに見目麗しくて、今のイメージで見るとびっくりすると思う。

突然目の前で自慰を始める女性の住人、3Pしたのが娘に見つかってキレ出す亡き父(回想シーン)など…ちょいちょい出てくる微インモラルな雰囲気が気持ち悪さ増。
そこへ70年代ホラーといったショッキングシーンもちゃんとある。
ラスト繰り広げられる魔窟感は最高に気持ち悪い。

なぜ不可解な現象が続くのか?
終わりにすべての事象がぴったり収まるような気持ち悪いすっきり感。
全てはそこから始まり、そこで回収されるんです。

🐾不思議なにゃんこのお誕生パーティーもあります。

アメリカでTV放映された際はカトリック教会からのクレームを回避すべく途中の設定を変更したものが流されたとのいわくつきとのこと。
夏だ!ホラーだ!😆
70年代ホラーの有名作。NY🗽を舞台として、古いアパートメントに悪魔の眷属が集うさまなどは「ローズマリーの赤ちゃん」を彷彿とさせるがテイストはだいぶ異なる。

ニューヨークの中心地から少し離れた場所のアパートメントに暮らし始めた売れっ子モデルのクリスティナ・レインズ。しかし暮らし始めてすぐに怪しい異変が次々と起こる☠️
やがてヒロインを待ち構える運命が明らかになるが、それは悪魔たち👿を巡る過酷な運命だった…☠️

クライマックスの悪魔たちの姿、わらわらと湧いてくる姿は、本当にフリークスの方達を出演させるなどしてショッキング😨 
70年代ならではの時代を感じさせる。60年代のソ連の名作「妖婆 死棺の呪い」のクライマックスを援用している節もあるが、こちらは作り物でないから生々しさ半端ない😨コンプラ上、現代では出来ない演出。

クリストファー・ウォーケン、トム・ベレンジャー、そしてジェフ・ゴールドプラムの若かりし姿を観れる点でも貴重な作品🎬😃

『センチネル』に似ている作品

ローズマリーの赤ちゃん

上映日:

1969年01月11日

製作国:

上映時間:

137分

ジャンル:

配給:

  • マーメイドフィルム
3.7

あらすじ

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上映日:

1991年04月06日

製作国:

上映時間:

113分

ジャンル:

3.7

あらすじ

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