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幽霊と未亡人のkitoのレビュー・感想・評価

幽霊と未亡人(1947年製作の映画)
3.5
タイトルそのまま幽霊と未亡人の良くできたロマンチック・ファンタジーでなかなか良かった。幽霊の船長役をレックス・ハリソンが演じており、後の「マイ・フェア・レディ」で花売り娘の下町訛りを馬鹿にするヒギンズ教授役の雰囲気に似ていて、ああ、どちらも適役なんだなあ、と。幼少期の娘役がナタリー・ウッドなのは全然わからなかった。

映画好きになった原体験が昔、NHKで観た白黒の字幕版洋画だったせいで、今でもときどき往年の名画が観たくなる熱が出る。あれからはや、もううん十年が経ち、大部分はパブリック・ドメインとなり、いろいろな配信で観られる。映画鑑賞の形も変わったものだ。

ところで、Amazon primeの配信は恐ろしく画質、音質が悪く、せっかくの名画だったのに残念至極だった。
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