破局大噴火

この子の七つのお祝にの破局大噴火のネタバレレビュー・内容・結末

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

「私の一生ってなんだったのかしら、私は何のために生まれてきたのかしら」


麻矢として育てられ、ゆき子として生きた彼女は最終的に「きえ」だったと突きつけられるのだ、こんな残酷なことがあるだろうか。

あの真実が彼女を救う筈がないのだ。彼女が正気を保つにはそれでも母を信じるしかなかった。
しかしそれも手形という証拠のせいでできない、今更「きえ」としては生きられない、なら幼児へ、復讐者ゆき子として生きる以前の母と私という世界へと自閉するしかもう逃げ道はない。
破局大噴火

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