アノ

蜘蛛の巣のアノのレビュー・感想・評価

蜘蛛の巣(1955年製作の映画)
4.0
この画面造形!ミネリはキューカー並みに素晴らしい。
シネスコ横移動から縦構図に入る奥への移動をワンショットでさらっと撮っていくのが快感。

バコールはいるだけで魅力的だし、ウィドマークは悪役俳優としての圧を善人のまま滲み出していて最高。
グロリア・グレアムに「女でない」と言い放つ時の傷つきながら傷つけてしまう現状の表現が見事。
刺々しいリリアン・ギッシュが見られるのもお得。
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