やま

ゴースト・ドッグのやまのレビュー・感想・評価

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)
4.6
めちゃくちゃに最高の映画。
映画は"憧れ"を描かないといけない。

男がマフィアに追われる話であり、
女の子の羅生門の感想が待ち遠しい話でもあり、
武士道の極みを目指す男の話である。


ジムジャームッシュの素晴らしいところはプロットにあるなと。とても丁寧に物語が紡がれている。物語の展開が120分の中で綺麗に振り分けられてる。一見小難しいイメージあるが、めちゃくちゃ分かりやすく綺麗な映画を作る。

あとは、
相変わらず人物の関係性 / 登場するキャラクターたちも最高だなと。
言葉が通じない親友だとか最高やん。
犬は彼自身のメタファー?


音楽もファッションも、
キャラクターもかっこいいので、
言うことのない最高の世界が出来上がっている。


あの終わり方はなんなんだ
カッコ良すぎるだろ。
「葉隠」読みます。
やま

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