わうた

ゴースト・ドッグのわうたのレビュー・感想・評価

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)
4.8
本好き黒人アサシンが、日本の本に影響されて、本好き黒人サムライアサシンになって、ニンジャの如くギャングを倒す映画。

ローテンションだけどドキッとする場面もあり、かっこいい。

ナンセンスでシュールでハイテンポ、キャラクターの振る舞いや暗転のタイミングなど、カートゥーンを彷彿とさせる演出が多かった印象。
劇中にもカートゥーンが度々登場するが、意味ありげで面白い。

登場するギャングがクマみたいで可愛いし、世界観オシャレだし服装オシャレだし、音楽ノリノリで超かっこいいからとりあえず観て。



⚠ネタバレ⚠

本好きで様々な種類の本を網羅してる主人公が、日本の本に影響されるのはすごくいいなと思った。飽くなき探求は異文化を飲み込む。自分もそうでありたい。

途中レイモンがクマの話をしてからギャングたちが熊っぽく見えてシュールだった。
ギャングが伝書鳩のメモ読む時に、サングラスあげて、老眼鏡つけて...ってやってんのがめちゃツボだった。

主人公が盗む車が最初レクサス?だったから、全部日本車なのかなと思いきやそんなこともなかった。

観てないけど「弥助」っぽかった。
日本ライクな黒人ミュージシャン勢は絶対コレ観ただろ。
わうた

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