シュウメイシ

伊豆の踊子のシュウメイシのレビュー・感想・評価

伊豆の踊子(1974年製作の映画)
3.4
大正時代末期、伊豆に一人旅に来ていた青年が旅芸人一座の踊り子の少女と出会う話。

大正ロマン溢れる川端康成の代表作。
その時代のトップアイドルがヒロインを演じるこの作品。
1974年版は山口百恵、当時15歳らしい。
相手役は三浦友和でこれが2人の初共演、どちらも初々しい。
鬼滅などもそうだけど、大正時代の服装とか雰囲気が好き。
昔は旅芸人など芸能関係はあまりよく思われていなかったんだなと勉強にもなりました。
最近の青春ラブストーリーではなかなか味わえない、日本の古き良き世界観や淡さがとても良かったです。

電車の名前になるくらい有名な話だけど、原作はまだしっかり読んだことない。
この作品の舞台となった天城や修善寺、河津や下田など伊豆はよく行くので情景が鮮明に浮かびました。
旅先の出会いていいな。
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