Maiko

パリで一緒にのMaikoのレビュー・感想・評価

パリで一緒に(1963年製作の映画)
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映画の脚本を書く過程を、劇中劇のように描いていく演出が面白かったです。巻き戻ったり、荒唐無稽な展開になったり自由自在。メタ発言とも取れる台詞が入るのも、思わずくすりと笑ってしまう。
出会ってすぐの女性に当たり前のようにキスしてるのは、令和の時代では突っ込みどころだけど。
寝室の扉を開くオードリーの神々しいこと!

『マイ・フェア・レディ』や『ティファニーで朝食を』といったタイトルが台詞に出てくるサービス精神にニヤリ。「『フランケンシュタイン』と『マイ・フェア・レディ』は同じ話。怪物とイライザを作り上げるから」という考察台詞が興味深かった。
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