出会い頭から虚構の世界にぶち込まれ、最後までノンストップで悪夢に引き込まれていく感覚。
『ジェイコブズ・ラダー』とか、最近だとギャスパー・ノエの『クライマックス』とかも同じような感覚を味わったかも。
まずカットが切り替わるたびに役者の位置が変わってるの何なの…?リアリティ完全無視で、終始不協和音。嫌悪感と心地よさ。
ようやく輪郭が掴めそうになったタイミングで、またこちらの想像を上回る悪夢世界が現れるから理解するのを諦める。
解説とかどうでもよくて、和製現代アートの美術館を訪れた感覚で、ただただ没頭するのが正解だと思う。(とはいえ長いが)